代表理事 ごあいさつ
 一般財団法人マンホールカード振興財団は、2024年12月12日に設立されました。かねてからマンホールカードの製作・監修を手掛けてきたメンバーを中心に準備を進め、GKP(下水道広報プラットホーム)とも協議を重ねながら、マンホールカードを次なるステップに進めるため、またマンホールカードを通じた下水道事業のPRを進めるため、活動を進めてまいります。

 関係者のおかげさまをもちまして、2016年に第1弾のマンホールカードが配布されてから、既に1000種類以上、延べ1000万枚のマンホールカードを発行するに至っています。これは、公共主体が配布する数多いカードの中でも非常に大きな数と言えると思います。一方で、マンホールカードの管理運営面に目を転じれば、マンホールカードの発行や配布に関するルール作りや転売対策、配布場所や受け取りに来られるお客さまの満足度向上などの従来の課題に加えて、マンホールカードの情報管理や権利保全、お客さまへのお問い合わせ対応の充実やマンホールカードの普及振興への取組みなど、持続的なマンホールカードの運営を図る上での新たな課題が生じており、こうした課題の解決に積極的に取り組んでいく必要があると考えております。

 こうした状況を踏まえ、本財団では、マンホールカードの安定的な製作体制の確保を図るとともに、その普及振興に貢献できる組織を目指してまいる所存ですので、皆さま方には、本財団の活動に、一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

一般財団法人 マンホールカード振興財団
代表理事 那須 基